男鹿和雄画集
スタジオジブリ作品でアニメーション背景美術を手掛ける男鹿和雄の画集第1弾です。
男鹿和雄は『となりのトトロ』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』の美術監督を務め、その他のほとんどのジブリ作品で美術を担当しています。
宮﨑駿監督は本文のインタビューで「男鹿さんの色は、一見、派手ではないけれど、その派手でない色にきらめきがあるんです」と語っています。
商品説明
男鹿和雄が美術監督を務めた『となりのトトロ』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』の3作を中心に、背景画や美術ボードを多数掲載。
また、本人の生い立ちから語るロングインタビューや高畑勲監督の寄稿、宮﨑駿監督のインタビューが掲載されています。
●目次
「Letters」・・・from "Letters"
「となりのトトロ」美術集・・・from "My Neighbor Totoro"
「おもひでぽろぽろ」美術集・・・from "Only Yesterday"
男鹿和雄インタビュー・・・Oga Kazuo Interview
「平成狸合戦ぽんぽこ」美術集・・・from "Pompoko"
男鹿和雄インタビューII・・・Oga Kazuo Interview II
「平成狸合戦ぽんぽこ」美術設定集・・・from "Pompoko"
“男鹿さんの描く自然”一高畑勲・・・The Commentary-Isao Takahata
“アニメーション映画の美術監督・男鹿和雄”一宮崎駿・・・Long Interview-Hayao Miyazaki
男鹿和雄画集収録作品一覧・・・Data of Works
男鹿和雄略歴・・・Profile
●男鹿 和雄(おが かずお)プロフィール
1952年2月29日、秋田県生まれ。高校を卒業後、上京し専門学校に入学するも1年で中退。アルバイトなどを続けていた1972年、アニメーション背景美術の会社・小林プロダクションに入社。「樫の木モック」で初めて背景を手がけ、以後、小林七郎の下で数々のアニメーション作品の背景を担当する。1975年に小林プロを退社後、一時、日本中を放浪し、その後、仙台の看板屋に約1年半勤務する。1977年、小林プロへ戻り、「ユニコ」や「コブラ」といった劇場作品を手がけた後、1982年に再び退社。その数ヶ月後、劇場映画「幻魔大戦」に取り組んでいた美術監督・椋尾篁の誘いで同作に参加。その後、「はだしのゲン」や「時空(とき)の旅人」「妖獣都市」といった、マッドハウスが制作する劇場映画の美術監督を手がける。1987年、「火垂るの墓」の美術監督・山本二三の紹介で、宮﨑駿監督作品「となりのトトロ」に参加。以後、スタジオジブリ作品「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」「もののけ姫」で美術監督を務める。「耳をすませば」参加後はフリーとなり、数多くのアニメーション作品に携わる。
2013年、高畑勲監督作品「かぐや姫の物語」で約16年ぶりに美術監督を務めた。
その他の活動として、絵本、イラストレーション、書籍の挿絵なども手がけ、2006年には「種山ケ原の夜」でDVD作品の監督も務めた。また、2007年夏に東京都現代美術館で開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」では、約29万人を動員。その後約2年半に渡り全国を巡回し、全体で100万人を超える動員を記録した。著書に、「秋田、遊びの風景」「第二楽章 ウミガメと少年(作 野坂昭如)」「第二楽章 ヒロシマの風 長崎から」「第二楽章 福島への思い」(いずれも徳間書店刊)。
商品情報
サイズ | A4判・103ページ |
---|---|
重量 | ー |
素材・材質 | ー |
メーカー・作家 | (株)徳間書店 |
生産国 | 日本 |
注意事項 | ー |