映画を作りながら考えたことⅡ

「映画を作りながら考えたこと」(1995~1991)のパート2!
アニメーション映画監督・高畑勲の企画書、エッセイ、インタビュー、講演、対談等37本を収録。「おもひでぽろぽろ」から「ホーホケキョとなりの山田くん」まで、その映画作りの軌跡、試行錯誤の数々を綴る。宮崎駿・男鹿和雄・近藤喜文ら”人”についてや、いつか作品にしたい企画など、盛りだくさんな内容です。

商品説明

●目次●
Ⅰ「ホーホケキョとなりの山田くん」のこと
   緊急特別企画!連作アニメ長編「となりのやまだ君」
   「ホーホケキョ となりの山田くん」映画音楽について
   ■これだけは読んでおきたい■俳句鑑賞の手引き
    ー芭蕉や蕪村は山田家とつき合いがあった⁉
Ⅱ「おもひでぽろぽろ」のこと
   映画「おもひでぽろぽろ」のこと
   子供の頃の自分を探り自分に光を当てる作品
   今、言わなければ
   透明さという喚起力
Ⅲ「平成狸合戦ぽんぽこ」のこと
   永続できる風景
   「平成狸合戦ぽんぽこ」の演出を語る
   出張してくる「異界」のタヌキをめぐって
   ディズニーと日本の「アニメ」
   現実を映し出す新たな表現を目指して
Ⅳ 自然・里山・まち・都市
   なつかしい「ほんのきのう」
   疑問とディレンマ
   講演 希望をどこに見出せばよいのか
   ディスカッション 都市の発展と景観
   タヌキの立場に立って考えるという、そのくらいの想像力が開発には必要だ
Ⅴ人
   椋尾さんを悼む
   実在感ある世界を作り出す美術の一翼を担う
   男鹿さんの描く自然
   エロスの火花
   ノルシュテインさんに再会して
   山の向こうには
Ⅵ 音楽
   「赤毛のアン」、音楽の思い出
   ベートーヴェンのスケルツォ、あらしのような泣き笑い
   ずっと昔の遠いあの頃
Ⅶ 宮沢賢治のこと
いつか映像化したい賢治
    生誕100年宮沢賢治を語る
    自然との深い交感を賢治に見た
Ⅷ 子供のための映画について
子供たちのための・映画の祭り
ー第13回コルベイユ・エッソンヌ児童映画祭の報告
    岡山朝日高校創立記念日特別講演 映画を作りながら考えたこと
    『ハイジ』への感謝
   「パンダコパンダ」作者のことば
   「映像と暴力」
   「母をたずねて三千里」で目指したもの
Ⅸ いつか作品にしたい企画
小オキクルミのてがらばなし(仮題)企画書
    『鳥獣平家』断巻 遊びをせんとや 企画案
あとがきにかえて

商品情報

サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
重量
素材・材質
メーカー・作家 高畑勲
生産国
注意事項

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