飛行艇時代に遡って
遡ること100年ほど前……飛行機と船の能力を合わせ持つ<飛行艇>が広く使われていた時代がありました。
映画『紅の豚』に登場する「サボイア」や「カーチス」は、その時代に実在した機体をもとに宮﨑駿監督が創作したもの。
アドリア海をダイナミックに駆け回るその姿は、『紅の豚』のもうひとりの主人公とも言える存在です。
そんな架空の飛行艇をまるで実在するものとして設計し、立体化したのが、プラモデルメーカー「ファインモールド」です。
開発チームの模型への情熱は、当時、監修をした宮﨑監督に「好きにやってください」と任されるほど。
ファインモールドが手掛ける、プラモデルシリーズをご紹介します。
『紅の豚』
プラモデル 1/48スケール
模型化にあたり映画上の設定はもちろん、その時代の飛行機の構造を考証し、一から設計しています。
1/48スケールは、艇体の内部構造やエンジンまで再現。着座や立像のフィギュアが付いてくるのも、嬉しいポイントです。
※組み立てや塗装に必要な接着剤や塗料などは付属しておりません
※画像は塗装済みのサンプルです
スタジオジブリ
ヴィネットコレクション
長年にわたってジブリ作品のプラモデルを手掛けてきた「ファインモールド」と、フィギュア制作のパイオニア「海洋堂」がタッグを組んで製作した<ヴィネットコレクション>。
アニメーションの情景を切り取ったような、小さなジオラマのプラモデルです。
海洋堂の原型師・香川雅彦氏によってハンドメイドで作られた原型をデータ化したのち、金型加工し、組み立てモデルとして製品化。
あえて遠近感や歪みをつけた造形は、臨場感をより一層感じることができます。
新商品 「寝不足のフィオ」
ポルコに飛行艇の設計を任されたフィオが、徹夜で仕事を頑張る一幕。
伸びをするフィオの「ん~」という声が今にも聞こえてきそうです。
「アジトのポルコ」
第1弾の「アジトのポルコ」。
映画冒頭、アジトにいるポルコが空賊の襲来の知らせを受けるワンシーンです。
※組み立てや塗装に必要な接着剤や塗料などは付属しておりません
※画像は塗装済みのサンプルです